2016年7月12日火曜日

感想・書評「日本発掘物語全集 岩宿遺跡のなぞ:たかしよいち」ネタバレ注意・主人公の相沢忠洋(あいざわただひろ)少年の父は横笛の芸人で、歌舞伎の巡業団について地方をまわり(レビュー)。 #読書

日本発掘物語全集 岩宿遺跡のなぞ 著者名:たかし よいち 感想:夢をもらえました。

主人公の相沢忠洋(あいざわ ただひろ)少年の父は横笛の芸人で、歌舞伎の巡業団について地方をまわり、留守がちでした。おかあさんは、内職やよその家の手伝いなどをして、一家の生計をたてていました。ある日、裏で土を掘っていた作業員のおじさんが掘り上げたこわれた焼き物のかけらが彼の人生をかえます。奉公先のお小遣いでは矢じりを買い、夜間の小学校で必死に勉強し、じきに始まった戦争では海軍に志願し、軍需工場で働く中、地下壕を作る作業中に石おのを発見。戦後は行商をしながら畑や道のすみにころがっている土器の破片や石器を拾い集め家で図をつくって整理していました。努力が実り、訪ねていった先の考古学者との出会いで彼は日本の歴史を変えるほどの大発見が功労賞として認められました。
 自分の興味ある分野を、とことんつきとめ、学歴のないことで受ける世間からの逆風にもくじけず、自分を信じて生きていく彼の姿と、それを支えてくれた周りの人との出会いに感動をおぼえました。

ありがとう寄稿。

廃校が決まった事で周囲の反応にも様々な形で現れるのです。上級生の反応にもかなり伝わってくるのも分かるものです。
クロカン16巻第7話「転校宣言」(三田紀房)感想&あらすじ・廃校が決まった事で周囲の反応にも様々な形で現れる…ネタバレ注意。 #マンガ - 面白い漫画を教えてください。

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