2016年6月2日木曜日

感想・書評「暗渠の宿:西村賢太」ネタバレ注意・内容は、中学卒業後、家を出て日雇いの肉体労働でギリギリの生活を送る主人公(レビュー)。 #読書

西村賢太の「暗渠の宿」を、読んで。



暗渠の宿は、西村賢太による私小説作品です。西村賢太のデビュー作品である「けがれなき酒のヘド」が併録されています。これもおもしろい。

私は文庫版を購入しました。あとがきがあるし、安いので。話の内容は私小説なので、西村賢太本人の出来事が書かれてあります。
話の内容は、中学卒業後、家を出て日雇いの肉体労働でギリギリの生活を送る主人公。金がなく、性格もクズ。そんなクソ野郎にも彼女ができ、同棲生活を始めるところから話は始まります
初めての同棲生活で、彼女に罵詈雑言を浴びせる日々。 すぐに頭に血が上り、暴力までしてしまう。
一言で言えば、クズのクズのような生活を、赤裸々に綴ってある小説となります。
そんな胸糞悪い内容なのに、なぜか面白おかしく読めてしまいました。文章がなんか古臭い文体。ワードセンスがいいというか、なんというか。吹いてしまうような文面がちりばめられていて、とても読みやすかったように感じました。
西村賢太という人間は本当におもしろいです。

ありがとう寄稿。

子どもを主人に預けて1時間限定の一人ドライブをすると、ストレスが発散されてとても元気になります。まず私は、どこへ行くか決めず、エンジンをかけます。
おすすめストレス解消法「ドライブ:行く先を考えず車を走らせる」目的もなく走ったりして、1時間たったら終了。 | みんなのレシピ・お料理ブログ。

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